依田 沙江美/ブリリアント★BLUE 2


 

(Dear+コミックス: 新書館: 2005.7)  ISBN : 4-403-66115-7
 
★4.5<秘密を秘密に出来ないようなところがある、ちょっとアンポンタンで可愛い七海に、前回うっかりキスをしてしまった章造。
その後、すっかり何か期待されているような七海の態度に気づきながらも、狭い田舎で隠し事の出来ない七海とつきあうなんて出来っこないと、もう期待されてもそれ以上に関係を進めるつもりはないという態度をとっていた。
…はずなのだけれど章造のそんな決意はどこへやら?

開き直ってあっさり七海を受け入れたしょうちゃんのバカップルぶりがめちゃくちゃ微笑ましい。
しょうちゃんは、七海に甘えられてタジタジしてしまう派なのかと思ったけれど、とんでもない、自分からあんなになっちゃうなんてちょっと意外。
「んもうっ、お花飛ばしちゃってるしっ!」「何、もうニヤケちゃって!!」「うきゃーっ、このすけべオヤジ~!」などなど、内心ニマニマしながら好き放題野次を飛ばしておりました。(笑)
でもやっぱり笑えたのが、四方が壁じゃないことを気にするしょうちゃん!
即物的な男の部分が垣間見える今回、ちょっと別人かと思うほどあんぐり(笑)しちゃった部分もあったけれど、やっぱり真面目というか、ヘンなところを気にするしょうちゃんらしいエピソードだった。

一巻を読んだときは七海のアンポンタン加減がちょっと微妙で、続巻はどうかなぁと思っていたけれど、あいかわらず抜けてはいるものの可愛い天然系、という感じでとどまっていたので、クスクスと笑えて楽しめた。
特になおプーとのまゆげトークは最高!(笑)