火崎 勇/王子様じゃイヤ!

椎名 ミドリ画  オークラ出版 プリズム文庫  : 2008.5 ISBN : 978-4-7755-1183-1

・あらすじ・

祖父の古い酒屋が好きで、いつか継ぎたいけれど、今は人手が足りていて、祖父の知人のピアノ教室の事務をしている小折。
そんなある日オーナーに頼まれ、アメリカ育ちの三人に日本の習慣などを教えることになるが…。

 


 

・レビュー・

★5(-)<最初は、くせものかな? と感じたけれど

よくよく話してみると、

自分と似たような感覚の持ち主であることがわかり、

一緒に過ごす時間がとても楽しく感じられて…

 

多少失礼な物言いにも

うまくあしらえる小折に好感が持てるし

 

本庄も強引なようで育ちの良さが感じられて

強く自分の意見を押し通さない紳士な部分があったりして

お坊ちゃんだな、と思えた。

 

小折をすごく大事に考えてあげる紳士ぶりが

すごくよかった。