ゆらひかる/専制君主の新婚生活 ~ぼくのプロローグ

角川書店 角川ルビー文庫: 2006.9 ISBN : 4-04-437612-3

・あらすじ・

「おれは、いつだって『ひかる』しか見てないだろう?」-波乱を乗り越え、公私共に新たな第一歩を踏み出した、世界的に有名なイラストレーター・風見慎一と、彼の“奥さん”で新人小説家の月充ひかる。じゅん先生の提案により、結婚式のお礼に皆を呼んでホームパーティを開くことになった二人だが、独占欲むき出しの慎一のせいで新婚旅行中のヒミツを暴露するハメに…!?ゴウマンで専制君主な旦那様・慎一と、素直で一途な新妻・ひかるの甘々ドキドキラブコメディ大団円。


 

・レビュー・


★4(+)<今回は結婚式のお礼かたがたの

みんなでの食事会と、新婚旅行での甘々な裏話、という最終巻。


慎一は変わらず超がつくほどカッコイイし、

俺様な専制君主様。


そしてひかるは随分と慎一によって開発され、

かわいい奥さんになりました、という感じでしょうか。(笑)

 

一世一代の新婚旅行とは言え、

船を借り切って海賊ごっこをした挙句、

 

それを映画仕立てにしてしまうという、

奥さんのためなら湯水のようにお金を使っても

惜しくないほど慎一に愛されまくっている、というひかる。


これからも末永く幸せにしてもらいなね、

と声をかけたくなるような甘々なシリーズでした。

 

好き度は、特に波乱がなかったところが

ちょっと物足りなく感じてしまったので★4止まりに。